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~鎌倉銭洗弁天宇賀福神社~

あじさい鍼灸マッサージ治療院 銭洗弁天宇賀福神社
銭洗弁天宇賀福神社

 

 

鎌倉大仏に続いて鎌倉で有名なところ紹介します。

鎌倉の銭洗い弁天。正式には「銭洗弁天宇賀神福神社」といいます。

 

神奈川県神社庁 銭洗弁財天宇賀福神社

 

とても有名な神社ですが独自のホームページが見つかりません。神社庁のURLを載せておきます。

「銭洗い弁天」は日本各地にあり、お金を洗うと福(特に金運)が訪れるという弁天様のこと。墨田区の杉山江島神社や日本橋の小網神社にもあります。銭洗い弁天を前面に出していないけれど境内にあるところは実はあります。鎌倉の宇賀福神社は銭洗い弁天を大きく打ち出し、それを目当てに観光客が参拝する神社なのです。幾度となくテレビ番組で取り上げられていて、学生の修学旅行や課外活動における定番と言えます。しかし見どころは銭洗い弁天だけではありません。

 

銭洗弁財天宇賀福神社は、JR、江ノ島電鉄鎌倉駅から徒歩20分くらいの場所にあります。駅から結構離れているので行くのは少し大変です。特に駅からだと急な坂を登って行くことになりますから、歩くとなかなか苦労します。ハイキングコースから行くと反対に降りてきた先にあります。鎌倉は海と山に囲まれた天然の要塞。そのため鎌倉幕府が置かれたわけです。山に囲まれている地形を大いに感じる場所に宇賀福神社があるのです。入り口は洞窟のように岩肌をくり抜いたようになっています。隠された秘密の場所という感じがします。初めてここを訪れたのはいつだったか記憶にありませんが、来るたびにちょっとわくわくします。洞窟を抜けると四方を崖に囲まれた境内に出ます。とても鎌倉らしい地形。山肌と岩屋(洞窟)が特徴です。ここの銭洗い弁天が有名なのは洞窟内でお金を洗うことにあります。その体験が非日常を演出するからでしょう。同じ鎌倉にある長谷寺円覚寺、多数のお寺にも見られる洞窟。この天然の地形を活かすことが鎌倉の神社、お寺の特徴です。

 

創立は文治元年(1185年)に源頼朝への宇賀福神の夢のお告げを元に宇賀福神を祀り神仏の供養を行なったのが創建の由来とされており、まさに鎌倉幕府と関連した神社なのです。宇賀福神とは財をもたらす福神として中世以降信仰されたもの。諸説あるようですが「宇賀」は、日本神話に登場する宇迦之御魂神に由来するもの、あるいは仏教語で「財施」を意味する「宇迦耶」に由来するとも言われています。その姿は、人頭蛇身でとぐろを巻く形で表されます。宇賀福神は天台宗の教学に取り入れられ、仏教の弁才天と習合あるいは合体したとされます。この合一神が宇賀弁才天とも呼ばれます。

わが国では仏教と神道が混ざり同一視する神仏習合が進み、お寺(仏)と神社(神)の区別が曖昧になりました。今でもお寺の中に鳥居があり、神社の境内に仏像が置かれていることが珍しくありません。明治時代に神仏分離令が出て神社とはっきり分ける動きが出ました。宇賀福神社は弁財天を祀りつつも神社となりました。神道は本来偶像を置きません。宇賀神をそのまま神道の神として祀っています。祭神は本宮が市杵島姫命、奥宮が宇賀神(弁財天)となっています。つまり本宮では市杵島姫命を祀り、その横の洞窟が奥宮でこちらに弁財天を祀っているのです。ここら辺は詳しく調べないと気が付かない(気にも留めない)ことでした。

また本宮、奥宮だけでなく上之水神社下之水神社七福神社という3つの境内社もあるのです。どれも山肌に置かれており、注意して歩いてみると巡ることができます。境内は水が豊富で地形を活かした様子を感じることができます。

 

これまで何度も参拝しましたがしっかりと調べてみると発見が多い神社です。地形からも特別な場所だと分かります。お金を洞窟で洗うという目立つイベントに目が行きがちですがそれ以外にも人をひきつけるものがあります。

 

甲野 功

 

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