治療時間

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~社交ダンス×鍼灸師~

昨日は大阪の方が来院されました。通称さまんささん。

 

さまんささんは社交ダンス愛好家であり、鍼灸師でもあります。つまり、私と強い共通項がある人なのです。

 

知り合う最初のきっかけは、Twitterで社交ダンスを始めた鍼灸師というプロフィールを見て、私が興味がわいたことでした。社交ダンスも鍼灸師も世間的にはマイナーな分類です。この二つが重なる確率はとても低いこと。珍しいです。フォローしました。

 

さまんささんは大阪在住ということなので、7月に行われた学生競技ダンス連盟(学連)の最大イベントの一つ学生競技ダンス選手権大会選抜戦(夏全)の情報を伝えたところ、ご家族で観戦に行ったのです。なんと社交ダンス競技会初観戦が学連の夏全という、かなりレアなケース。私は東京から大会結果を待ち望んでいましたが、さまんささん一家は会場で私の後輩達を応援してくれました。感謝です。

 

その後東京に来る機会が8月にできたので、あじさい鍼灸マッサージ治療院に行きますという話になりました。そして昨日、初対面を果たしました。

 

さまんささんにはうちの社交ダンサーケアコースを受けていただきました。おそらくここでしかやっていないであろう社交ダンス専門の治療コース。
今年5月から社交ダンスを習い始めたということで、ルンバの動きを見て私が気になるところをチェックし、按摩指圧やストレッチなどの施術をした後にダンスの動きが良くなるようにエクササイズ等も行いました。加えて少し一緒に踊ってみたり。

 

同じ鍼灸師ですが鍼灸はせずに徒手手技だけで行いました。鍼灸はよく受けに行くというのと、大阪ではあん摩マッサージ指圧師が少ないということが理由。それでも鍼灸師同士ですから細かい筋肉の名前を気兼ねなく出して会話できるのは助かりました。なかなか一般の患者さんとの会話で前鋸筋という単語は出てきません。

 

今回縁があって、大阪在住の一度も直接会ったことがない方が来院されました。この前には大阪の競技会場で全く面識の無い私の後輩を応援してくれました。奇妙とも言える偶然です。


知り合うきっかけはSNSでしたが、原因は「鍼灸師」と「社交ダンス」という二つの共通項でした。この二つの組み合わせに期待が持てると思いました。

どちらも対人関係のコミュニケーション、スキンシップが必要です。相手に触れる事がない鍼灸施術も社交ダンスも基本的に存在しません。相手と触れて、話して、始まるもの。


私は仕事柄社交ダンスをしている業界関係者はチェックしていますが、ほぼ全員が<社交ダンスをしていた人が医療従事者になった>というパターンです。<もともと鍼灸師だった人がが社交ダンスを始めました>という例は私はさまんささんを含めて2名しか知りません。
社交ダンス選手が自身の経験を踏まえて体のケアをしたいと考えて資格を取ることは想像しやすいです。私もそうでしたから。


反対に鍼灸師という患者さんの身体を治療する立場の人が社交ダンスを始めるというのは、珍しいと思います。

 

鍼灸師が社交ダンスを始めることで大きな可能性があるのでは無いかと考えています。


先の日曜日には、視覚障害がある人が行う社交ダンスである「ブラインドダンス」の競技会が行われました。この日はテレビ企画もあり生中継されました。また車いすに乗っている人と健常者が組んで踊る社交ダンス、「車いすダンス」というものもあります。
社交ダンスには障害者の生活を豊かにし、高齢者の体力維持を担う側面を持っています
そういった一面を持つ社交ダンスの世界に鍼灸師が触れることは意義があると思うのです。

 

理学療法士や作業療法士といったリハビリテーションを専門とする職種の方も社交ダンスをやってほしいのですが、鍼灸師は東洋医学を学ぶのでなおさら触れてみてほしいです。東洋医学の根幹となる陰陽論は男女ペアで行う社交ダンスにも応用できる考え方だと思いますので。社交(競技)ダンスの陰陽論男女の役割についての陰陽論など。

 

 

さまんささんと少し組んでステップを踏んだときに、私も習いたての頃を思い出しました。動きをよく理解していないがとにかくステップを覚えようとしていた当時のことを。
さまんささんが踊るのが楽しい楽しいと喜んでくれている姿を見ると、このように社交ダンスを新たに始めて楽しいでいる人がいることに、嬉しくなりました。


社交ダンスを始めてくれる人がいるのは嬉しいことです。私はプロダンサーではありませんが社交ダンス業界の人間だと思っています。純粋にダンス人口が増えることは喜ばしい。

 

社交ダンス×鍼灸師。

期待が持てました。

 

甲野 功

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