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~2023年前半を振り返る~

あじさい鍼灸マッサージ治療院 2023年の紫陽花
2023年の紫陽花

 

 

今年も7月に入り、2022年(令和4年)の後半が始まりました。3年前の2020年からその年の前半を振り返るようにしてきました。通常は年末にその年を振り返ることをしてきたのですが、2020年に新型コロナウィルスのパンデミックが起きてから、1年ではなく年の折り返しに振り返るようになりました。史上初のオリンピック・パラリンピック開催延期という歴史的な状況に陥った2020年。2020年の春は人が街から消えるという非常事態を経験。今の状況を文章で残しておこうという気持ちがありました。数年後に、こんなこともあったなあと笑い話になることを願って。今年5月に新型コロナウィルスは5類相当になり、行動制限が一応撤廃させた形になりました。コロナ明け元年と言えるのかもしれません。反面、現時点で沖縄では急速に感染者数が増加しているというニュースもあります。2023年7月現在での、今年前半を振り返っておこうと思います。

 

2023年。もはや「緊急事態宣言」や「まん延防止策」という言葉が懐かしい印象を受けます。2021年の東京夏期オリンピック・パラリンピック、2022年の北京冬季オリンピック・パラリンピック、サッカーワールドカップというスポーツの大きな国際大会が続いた昨年、一昨年。次は野球というわけでワールドベースボールクラシックが日本とアメリカで開催されました。少年誌のマンガのような展開で日本が優勝という最高の結果に。

 

家族のイベントは、まず1月末に長女と次女を連れて日光で一泊旅行。今年の大河ドラマは徳川家康がテーマ。日光には家康を祭る日光東照宮があります。日光東照宮に興味を示した長女を、厳冬の日光に連れていきました。外国人が運営するドミトリーに泊まるという私にとっても初めての経験をしました。3名が一眼レフカメラを構えて歴史と自然を撮影。その土地のグルメを楽しみました。

3月には2週に渡り箱根日帰り旅行へ。長女を連れて次女を連れて。各々行きたい場所が同じ箱根でも異なったため。娘と二人っきりで行動する良い機会になりました。かつて私が父と二人で山登りをしていたように。道中に多くの会話をしました。馴染みのある有名観光地を巡りながら社会のこと、経済のことを伝えました。

私個人としては4月初めに単身京都旅行が印象深いです。始発の東京発新幹線に乗り京都を巡ります。毎度のことながら多数の観光地を詰め込み、後半は足が痛くてよく歩けなくなりました。比叡山登山は昨年の高尾山以来の山歩き。それもまたいい体験で高校時代に山岳部の仲間といった卒業京都旅行を彷彿させました。古都京都の文化を更に知る旅でした。

4月末には妻が主催するチャリティーカフェに参加。妻の父と長女も手伝いました。親子3代で働くという貴重な体験。外国のお客さんもいて慣れない英会話を少し行いました。京都によく旅行に行くので、こちらも観光客にも関わらず、何度か道を英語で聞かれてきたので焦らずにできました。

6月には昨年に続いて上野国立博物館に子ども達を連れていきました。前回は長女と二人で、その前は家族全員。これまできちんと見てこなかった常設展の展示を楽しみました。次女の希望だった石の標本を買うこともできました。

 

業界のことに目を向けると柔道整復師関連の問題が多数出現した印象です。昨年10月に発覚した柔道整復師国家試験漏洩事件。容疑者が逮捕、起訴されて有罪判決が出ました。そこでこの事件は一応の終幕を迎えたかと思ったところ、3月始めに行われた第31回柔道整復師国家試験は過去最低の合格率。昨年から急激に合格率が下がり、全国的に国家試験問題が漏洩していたのではないかと噂されました。その後、厚生労働大臣が調査を行うという発言をし、第三者委員会が設置され国家試験漏洩事件の調査が行われました。また別のトピックとして、広告検討会により『整骨院』の名称を施術所の屋号に使うことが、今後禁止となる決定が正式になされました。関係法規の教科書にも記載されており、国家試験でも使ってはならないと答えさせる問題が過去に出題されていたにも関わらず、多くの柔道整復師がそれを守らず保健所もうやむやにしてきた問題にメスを入れた形です。

 

個人的なことでは2月に東京医療専門学校鍼灸マッサージ教員養成科卒業論文発表会に出席。指圧の研究に関する演題があり、日本指圧専門学校卒と長生学園卒の先生を招いて一緒に聴きました。あまり交わることがない両校の卒業者が呉竹学園の校舎に集まるというものでした。

4月のアースデイという代々木公園で開催されたイベントでは「モクサアフリカジャパン」がブースを出展。たくさんの灸師、鍼灸学生が参加。お灸のこと、モクサアフリカのこと、を一般来場者にアピールしました。また同業者同士の交流が行われました。

6月に鍼灸師4名で東洋文庫ミュージアムの企画展に訪れるという機会がありました。教科書や参考書では見たことがある文献の、貴重な写本や原本が展示されていました。歴史学者による東洋医学の解説文は私達が読んでも勉強になるものでした。

 

あじさい鍼灸マッサージ治療院のことに目を向けると、昨年よりは頻度が減りましたが、鍼灸マッサージ学生に向けてセミナーや実技講義を継続的に行ってきました。依頼されて行うもの、私が内容を提示して行うもの。また無事に国家試験に合格した新卒の先生がご挨拶に来てくださったこともありました

5月15日には開院9周年を迎えました。ここまで続いたことに感謝です。同業者の方からお祝いの品物をいただきここまでの道のりを実感しました。記念日の翌日から10年目が始まり、来年10周年の節目に向けて準備していこうという気持ちになっています。

仕事の雰囲気として、昨年とはまた違った流れがあると感じています。昨年好調だったことが今年はイマイチ。反面、異なった面でのチャンスがあるような。つまり何が起きるか分からない。下半期に向けて地に足をつけた仕事を心掛けるつもりです。

 

世間の流れとしては、5月に新型コロナウィルスが5類相当になったこともあり、本格的にアフターコロナが始まった気がします。過去に何度も同じような気分になり、また緊急事態宣言か、まだまん延防止策かと思いましたが。また新規感染者数が増えているようですが、社会活動を止めて対応するのはもう限界だろうという雰囲気を感じます。マスクを付けない患者さんが増えてきました。4月の京都はまさにインバウンドで大混雑。昨年10月の京都とは別世界の様でした。箱根も同様です。コロナ禍で中断した観光立国への道がまた繋がったようです。地元の神楽坂も新宿もより一層インバウンドにより景気が良くなると信じています。

 

今年2023年のテーマは『身体を鍛える』です。4月の比叡山での山歩き。5月から月に一度ほどのダンス練習会参加。姪に水泳を教えるのでプールに行く。新しいことを始めるより、これまでやってきた運動を再開する方が効率はいいでしょう。ケガをするリスクが下がります。夏本番を前に身体を鍛えることを加速して行おうと気持ちを新たに、2023年の下半期を過ごします。

 

甲野 功

 

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