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~マッサージの話 ベビーマッサージ~

あじさい鍼灸マッサージ治療院 ベビーマッサージのイメージ
ベビーマッサージのイメージ

 

ベビーマッサージというものがあります。ここ最近、世間に認知されてきたような気がします。

読んで字のごとく赤ちゃんにマッサージをするものです。

 

ここでいうマッサージは”massage”であり、あん摩マッサージ指圧師が用いるマッサージになります。すなわち、“皮膚の上から直接オイルを用いた”手技。
世間一般の認識ですと“衣服の上から行う”手技がマッサージではないでしょうか。あん摩マッサージ指圧師ではこれは按摩になります。

 

最近、生後5週間の赤ちゃんにベビーマッサージを行いました。家族、身内を除く患者さんとして行うのケースでは最年少になりました。お母さんの話では赤ちゃんが便秘気味ということで行いました。


今回はベビーマッサージについて書いていきます。

 

改めて、私は厚生労働省認可の国家資格免許『あん摩マッサージ指圧師』ですから、少々専門的なことから説明しましょう。
マッサージは、オイルやパウダーといった滑剤を用いて、皮膚を直接触り、求心性(末端か中枢部分に向けて)で行う技術です。主に軽擦(けいさつ)という擦る撫でる技術を用いて、静脈やリンパにアプローチすることに重きをおきます。発祥はフランスとされています。
マッサージに対してオイルなどの滑剤を用いず、衣服の上から行うのは按摩指圧になります。どちらも薄い衣服の上から遠心性(中枢から末端に向けて)行います。それぞれ揉捏(じゅうねつ)という揉む技術、押圧(おうあつ)という押す技術を主に用います。按摩の発祥は中国、指圧の発祥は日本です。

 

赤ちゃんに行うマッサージがベビーマッサージです。
赤ちゃんに指圧を行えばベビー指圧、按摩を行えばベビー按摩となるでしょう。語感としては小児指圧小児按摩の方が良いでしょうが。実際に赤ちゃんを含めた小児への指圧、按摩はあります。

 

 

あじさい鍼灸マッサージ治療院 小児按摩
小児按摩 衣服の上から行う。
あじさい鍼灸マッサージ治療院 小児指圧
小児指圧 衣服の上から行う。

 

 

 

赤ちゃんへのベビーマッサージを行うには、なかなかハードルがあり、簡単に行うことが難しいのです。

 

まず<あん摩マッサージ指圧師免許>がなければ基本的に行えません(自分の家族に行うことはセルフケアとして可能です)。

この免許を持たずに不特定多数にマッサージ行為を行うことはできません。整体とか揉みほぐしなどの言葉を使って免許を持たずに施術行為を行っているひとは山ほどいますが、厳密には医師を除いて違法行為になります。

 

続いてそれなりに高度な技術が必要です。
赤ちゃんは会話によるコミュニケーションが術者ととれないため、触った感触、皮膚の状態からフィードバックを得ます。力も入れ過ぎてはいけません。力の弱いマッサージの方が強くするよりずっと難しいのですそして大人ならば時間を長くすればそれだけで満足度が上がるものですが、赤ちゃんの場合は刺激過多といって刺激が強すぎて悪影響になりかねません。拍子抜けするくらい短い時間で終えます。
加えて月齢によって変わります。40歳と41歳は大した差がありませんが、0歳と1歳では別人といるくらい違います。0歳と一口にいっても生後1週間の早期新生児、1ヵ月の新生児、2ヵ月以降の乳児では、状況が大きく異なります。首が座っているかどうかもありますし、寝返りがうてる、ずり這いができる、はいはいができる、立てる、歩ける、など成長過程の違いを考慮しないといけません。

 

これらのことを考慮しないで起きてしまった事故(事件)が『ズンズン運動事件』です。この件はまた次回触れますが、医療知識も医療資格もない人間が赤ちゃんに過剰な施術を行って死亡されてしまった例があります。

 

資格免許と医療知識があればベビーマッサージは行える?そうとも限りません。子育て経験あるいはそれに近い経験がないと厳しいと思います

 

ベビーマッサージ中におしっこやうんちをしてしまう可能性があります。万一汚れも良いように準備しておくこと。何よりそういうことがあることを想定できているか。なんせ、こちらの都合がほぼ通用しない赤ちゃんに行うわけです。赤ちゃんに慣れていないとできなですし、する勇気がおきないのではないでしょうか。

 

もちろん赤ちゃんが自ら院に訪れることはありませんから、お母さんやお父さんに連れられてやってきます。保護者との信頼関係がなければできません。
そのためには術者側も赤ちゃんとの接し方が適切で、慣れていることが必要です。例えば授乳期の赤ちゃんであれば、施術前後に授乳をすることもあるわけです。そういうことがあると理解していなければベビーマッサージをすることは難しいと言えるでしょう。

 

講師業がブームになっているとも言えて、ベビーマッサージ講習がよく行われています。講師のほとんどは人形を用いて親子に教えるという人ばかり。他人のお子さんにベビーマッサージを行うことはできません。セルフケアという前提で教えることに限定しています。


街中でたくさんある整体やリラクゼーション店。東京の都心部でもベビーマッサージをする整体院を見たことがありません。それは素人が手を出すのは危険であること。赤ちゃんの状態をしっかりと把握できないと何が起きるか分かりません。
またあん摩マッサージ指圧師免許があっても赤ちゃんと接したことがない術者ではなかなか手を出せないところです。授乳やおしっこ、うんちなどにより想定以上に時間がかかったり設備が汚れる危険性を考えたりすると割が合わないところでしょう。

 

私は男性ですが、ずっと我が子二人を育ててきたし、あん摩マッサージ指圧師免許を持っています。かつて長女を育てた場所で開業し、院内での赤ちゃんへの対応にも慣れています。近所でもベビーマッサージを行える施設は少ないので、希望者がいたら引き受けるのは私の役目だと思っています。そこに男性術者でも構わないというハードルはありますが。

スキンシップだから、親子でやるのが重要だから、といってもプロがいるなら任せたいという声はあります。現在進行形で私が子育てをする現役世代であるから、地域の子育て世代の役に立つ存在でありたいと考えております。

 

甲野 功

 

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